前職、市役所で勤務するなか、契約企業のなかにユニークなシステムを提案している当社のことを知る。
記録を作成する速記会社でありながら、その記録を有効活用するという特殊業務に興味を持ち、2007年に転職。
クラウドのWebデザインではユーザビリティ(使いやすさ)を念頭にUIのデザインを主に担当する。
会議録検索システム用のデータの作成やWEBのインターフェイス開発を主に担当しています。
『開かれた議会』を実現するべく、使いやすさを考慮して開発、デザインするのが私の役目。
お客さまは市役所や地方自治体が多いので、イメージとしてはやや堅めになりますが、行政の堅いイメージを払拭させ、多くの人に興味を持ってもらうことも大切なポイントです。
住民の皆さんが使いやすく、なおかつ親しみをもってもらえるようバランスをとりながら仕上げていきます。
他の同業他社では大手システムがつくった市販のシステムをつかってサービスを行いますが、当社はシステムから自分たちで開発して提供。
独自の業務に対応するシステムや、市販のシステムにはない機能も実装可能で、お客さまのご要望を実現しやすいことが強みとなっています。
その独自性が評価され、今や会議録検索システムは150ヶ所以上で活用いただいています。
大和速記では提供するシステムのユーザビリティやアクセシビリティ向上に対して積極的に取り組んでいます。
『開かれた議会』をうたっているのに、サービスの対象から除外されてしまう人がいるのは問題です。
視力が弱い人や目が見えない人、年齢や利用環境にかかわらず、誰もが簡単にストレスなく利用できる記録づくり、情報発信システムをめざしています。
頭を悩ませる仕事ですが、考えることが好きなので、毎日楽しみながら業務を行っています。
お客さまに喜んでもらえることが何よりのやりがいです。
当社は直請けの仕事なので、お客さまの生の声が聞け、お客さまの反応が直接わかるのはやはり嬉しいものです。
担当の方から「業務の効率があがった」「使いやすくなった、ありがとう」と感謝の言葉をいただくと、自分の仕事が役になっていることを実感できます。
仕事で苦労しても、より多くの住民に使っていただくことにつながっていると思うことで、モチベーションがあがります。