速記の専門学校卒業した1987年、大和速記に入社。
当社を選んだ理由は、当時の速記業界では珍しく、反訳業務にテープレコーダーやワープロ専用機、印刷用の電算写植機を積極的に導入していたこと。
速記にとどまらず、新しい文字起こしのあり方を模索しているところに魅力を感じたから。
入社後、速記者として自治体の議会や民間の会議、雑誌のインタビューなどの現場取材や原稿反訳に従事。
その後、会議録検索サービスを新規で事業化するにあたり、システム開発を担当。
社内のPCやネットワークの管理などもあわせて行う部門として情報システム室が組織されました。
情報システム室では、会議録検索システムの構築・運用からデザイン作成、データ登録・管理、契約いただいたお客さまの公開ホームページの管理までを行います。
さらに社内システムの構築・運用にも携わっています。
お客さまの大切なデータを取り扱う業務ゆえ、セキュリティ管理にはひときわ注力し、営業所を含む社内ネットワークや通信環境、PC、サーバなどの管理を行っています。
速記反訳から印刷・製本、会議録検索システム、映像配信システムまで、一気通貫のシステムを扱うのは他社にはない強みです。
なかでも自社でシステムを開発・管理・運用していることで、より柔軟な対応ができることはお客さまから高い評価をいただいています。
開発を目的としたシステム会社ではなく、お客さまの業務の効率化・改善を主な目的にしているからこそ、当社に依頼していただけていると自負しています。
お客さまのシステムを構築して終わりの関係ではなく、当社で作成した記録を活用し続けてもらえるよう、運用中のサポートも大事にしています。
記録情報へのアクセスのしやすさ、探しやすさを追求し、既存の仕様にとどまらず、使用者のニーズや使い勝手なども正しく把握し、誠実に対応します。
最適な記録づくりの実現のため、新しい技術情報にも常にアンテナを張り、取捨選択して取り入れる体制を整えています。
情報システム室では現在、システムの開発・管理・運用と、会議録検索システムのデータ管理という2つの業務に分けて、スタッフを配置しています。
どちらも少人数体制ゆえ担当業務が幅広く、社会の技術の進展にも継続的に対応し続ける必要があります。
日々の業務を的確に処理しながらも、改善にチャレンジできる人材が理想です。
パソコンやネットワーク、プログラムについての一般的な知識だけでなく、会議録などテキスト情報を扱える専門知識も持って、システムの開発や管理、データの登録などを行なうことができる人が必要です。
会社としても入社後のスキルアップに重点を置き、長く勤めていただけるよう全面的にサポートしていきます。