株式会社大和速記情報センターは、昭和29年創業の速記・テープ起こし・会議録検索・議会映像配信システムを主体とした情報処理の専門会社です。

コーヒーブレイク コーヒーブレイク

速記者のミス

2012年(平成24年) 11月号 Vol.101

HOME > コーヒーブレイク > 速記者のミス > 似た音の誤聴・誤訳

2012年(平成24年) 11月号 Vol.101似た音の誤聴・誤訳 速記反訳・テープ起こしで最も多いミス

速記者は、録音取材をする席の位置や環境によって、コーヒーカップの音に泣かされたり、また内蔵マイクによるノイズの多い録音によく泣かされています。そんな速記者の、こんなミス、あんなミスを、連載してまいります。

表の見方x聞き間違い・勘違いo本当はこういう意味で言っていた

x
津波対策のための新しい防波堤については、今後、構造形式についてもいろいろなアイディアが、それも基礎的なレベルから、十回忌のレベルでの分析のものも出てくることかと思います。
o
津波対策のための新しい防波堤については、今後、構造形式についてもいろいろなアイディアが、それも基礎的なレベルから、重回帰のレベルでの分析のものも出てくることかと思います。
x
お手元にお配りした研究資料については、今回2倍値をかけて、内容は前回より発展したものになっていますが、事前にお配りした資料の数値とは異なっている点がございますことをご了承ください。
o
お手元にお配りした研究資料については、今回リバイズをかけて、内容は前回より発展したものになっていますが、事前にお配りした資料の数値とは異なっている点がございますことをご了承ください。
リバイズ(revise)→改訂・改正のこと
x
防波堤で海水を循環させて湾内を静穏化させる場合、海水交換だけなら通常の計算どおり、20メートルくらい間隔をあけたらよく、現に今もそのタイプのものがございます。
o
防波堤で海水を循環させて湾内を静穏化させる場合、海水交換だけなら通常のケーソンどおり、20メートルくらい間隔をあけたらよく、現に今もそのタイプのものがございます。
ケーソン(caisson)→防波堤などに使われるコンクリート製又は鋼製の大型の箱のこと
x
今、世界的に、中央銀行の金融政策として、緩和競争とも言えるような時代になっているわけですが、このような状況をどのように見ていらっしゃるのか~
o
今、世界的に、中央銀行の金融政策として、緩和競争とも言えるような地合いになっているわけですが、このような状況をどのように見ていらっしゃるのか~
x
今、韓国や中国を初めとする新興国の企業がグローバルな存在感を固めつつある中で、それらに見越して十分に活躍して、成果を上げている日本企業は少ないように思います~
o
今、韓国や中国を初めとする新興国の企業がグローバルな存在感を固めつつある中で、それらに伍して十分に活躍して、成果を上げている日本企業は少ないように思います~
x
原発問題を考えるとき、化石燃料はあと300年もちません。我々の孫の今ごろの時代には化石燃料は明らかにないわけで、化石燃料なき後、人類は何で生きていくのかという視点がしっかりとしていないと~
o
原発問題を考えるとき、化石燃料はあと300年もちません。我々の孫のひ孫の時代には化石燃料は明らかにないわけで、化石燃料なき後、人類は何で生きていくのかという視点がしっかりとしていないと~
x
原発ゼロを真剣に考えるとなると、原発の技術者、あるいは原発に関する試験相談もどんどん狭まっていく状況になりかねない中で、原子力あるいは核の安全保障の考え方を~
o
原発ゼロを真剣に考えるとなると、原発の技術者、あるいは原発に関する知見その他もどんどん狭まっていく状況になりかねない中で、原子力あるいは核の安全保障の考え方を~
x
原発を廃炉にするにしても、今の原発に依存している電力会社の雇用についても対応する必要があるほか、再生エネルギーに対する省エネ支援策も具体的に示していかなくてはなりません。
o
原発を廃炉にするにしても、今の原発に依存している電力会社の雇用についても対応する必要があるほか、再生エネルギーに対する奨励支援策も具体的に示していかなくてはなりません。
x
長期的に原発依存を次第に薄め、将来的に脱原発を目指す際に、国民生活を犠牲にはできませんから、特に民主制を含めたところでは、地産池消という形で行政府ごとに責任を持って…
o
長期的に原発依存を次第に薄め、将来的に脱原発を目指す際に、国民生活を犠牲にはできませんから、特に民生を含めたところでは、地産池消という形で行政府ごとに責任を持って…
x
今回の東日本大震災からの復興に対する、企業全体としての支援策的な観点からの寄付事業、ボランティアなどについては、全社的に取り組んでいるところであります。
o
今回の東日本大震災からの復興に対する、企業全体としてのCSR的な観点からの寄付事業、ボランティアなどについては、全社的に取り組んでいるところであります。
CSR(corporate social responsibility)→企業の会社的責任。
速記者のミス 一覧へ