言語聴覚士の専門学校を見学するつもりだったが場所を間違えて、速記の専門学校に到着。
対応してくれた教師から、速記は一生ものの技術であり、議会などでも活躍できるとの説明を受け、進路を変更。
速記の技術を学び、速記の資格を取得。就職活動としていくつかの会社見学をするなか、断トツに職場の雰囲気が明るく、アットホームな社風だった大和速記に入社。
速記部の仕事では現場に出向き、録音・記録する現場取材があるのですが、私は現在、社外の取材には行かず、オンライン会議の記録作成を担当させてもらっています。
社内の自分の席からインターネットで会議に参加して、録音しながら、発言者の記録をとる仕事です。
また、録音した音声の文字起こしや会議録の製本作業も行います。身体への負担がないよう配慮し、働きやすい環境を整えてもらえていることに感謝しています。
現場取材は出席者が急に増えるなど、イレギュラーな出来事があるので、慣れるまでが大変です。
私は4月に入社して、「現場を一人で任せても大丈夫」というお墨付きをもらうまで数ヶ月かかりました。
会話スピードがスローな会議でコツを覚え、ステップアップしていきます。
学校では速記文字の書き方を中心に学んでいましたので、現場で使う機材の使い方は入社してから覚えていきました。
自身が教えてもらったノウハウを今度は私が後輩に伝える番です。昨年10月に中途入社した、速記未経験の女性2人のＯＪＴを担当し、基礎技術を学んでもらいました。
技術を覚えることも大事ですが、この仕事で大切なことはお客さまとのコミュニケーションです。
不明点の確認や納期など、自ら聞くという積極性もしっかり持ってもらいたいと伝えています。
もうすぐ産休・育休をとり、また職場に復帰する予定です。
ロールモデルとなる先輩が身近にいることも大きな安心材料になっています。
9時から16時までの時短勤務で子育てをしながら働いている方もおり、女性にとって長く働きやすい環境です。
就職先として当社を選んだ一番の理由でもあるのですが、社員同士の仲が良く、困っているときにサポートし、お互いを気に掛け合います。
社長とも接しやすく、この会社に入社して本当に良かったと思います。
経済に疎かったのですが、仕事で金融関係や省庁の会議に出向き、世の中の動きに敏感になりました。
ニュースで見た単語が出てきたり、専門的なシンポジウムや会議に参加して見聞きしたことで、随分と世界が広がったと思います。
通常ならば触れることのない専門分野の知識が得られ、ビジネス用語にも強くなり、自然と語彙力が身につきました。
無理な残業がなく、上司や先輩はやさしい方ばかりです。
すごく働きやすいので不安になることは一切ありません。
議会やシンポジウムに臨席することで、知識を深める機会が多く、色々なことに興味がある人にはとても楽しい環境です。
探求心や好奇心を持ち、新しい知識を深めることが好きな方にぴったりの会社だと思います。