速記者のミス

2009
Vol.60
3

似た音の誤聴誤訳-速記反訳・テープ起こしで最も多いミス-

速記者は、録音取材をする席の位置や環境によって、雑音に悩まされたり、コーヒーカップの音に泣かされたり、また内蔵マイクによるノイズの多い録音によく泣かされています。そんな速記者の、こんなミス、あんなミスを、連載してまいります。

<表の見方> ×…聞き間違い・勘違い …本当はこういう意味で言っていた

 
× 「安く海外に行くならHIS」で若者に受け、海外旅行の総客数においてはJTBを抜いた。
「安く海外に行くならHIS」で若者に受け、海外旅行の送客数においてはJTBを抜いた。
 
× 中国のセキュリティー製品についての調整認証制度の導入等については、本制度の貿易への影響の懸念があり、日中両国で話し合いを続け~
中国のセキュリティー製品についての強制認証制度の導入等については、本制度の貿易への影響の懸念があり、日中両国で話し合いを続け~
 
× 平成9年以来、減少を続けていた社員数に歯どめをかけ、グループ会社の人的理想数の確保・育成の方針を打ち出している。
平成9年以来、減少を続けていた社員数に歯どめをかけ、グループ会社の人的リソースの確保・育成の方針を打ち出している。
 
× 地方自治体が最終的な窓口になるのは確かで、そのとき市町村ですか、事務作業が煩雑で、大きな負担になるので外してほしいと~
地方自治体が最終的な窓口になるのは確かで、佐竹市長さんですか、事務作業が繁雑で、大きな負担になるので外してほしいと~
 
× 総理のほうから地方農政局と整備局、廃止の方向で検討するよう指示が出たと。今後、情勢が政党との間で、相当困難になると思うが~
総理のほうから地方農政局と整備局、廃止の方向で検討するよう指示が出たと。今後、調整が政府・与党との間で、相当困難になると思うが~
 
× 以前、国保事業などで都市計画道路を施工した場合、のり分が国保の対象にならないというので、その分を一般から借地しているような形に~
以前、国補事業などで都市計画道路を施行した場合、のり分が国補の対象にならないというので、その分を一般から借地しているような形に~
(施行→法令の効力で何かを行う・施工→建築や土木工事を行う)
 
× 分権改革推進委員会が2次勧告を出してからが正念場です。抵抗勢力というか、必ず反対論が各省庁から吹き出します。
分権改革推進委員会が2次勧告を出してからが正念場です。抵抗勢力というか、必ず反対論が各省庁から噴き出します。
 
× オバマ氏のホワイトハウスの主席補佐官は、下院のナンバー4のラーム・エマニュエルという、非常に寝技のできる人~
オバマ氏のホワイトハウスの首席補佐官は、下院のナンバー4のラーム・エマニュエルという、非常に寝技のできる人~
(首席→第一位の席次・主席→国などの第一の地位)
 
× 途上国以外に展開する我が国企業の資金繰りについて、ぜひ融資を活用できないかという発言があったが~
途上国以外に展開する我が国企業の資金繰りについて、JBIC融資を活用できないかという発言があったが~
(JBIC融資→国際協力銀行の融資)
 
× 既存のエネルギー関係租税と、環境税と言われるものの関係をどう~
既存のエネルギー関係諸税と、環境税と言われるものの関係をどう~

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