速記者のミス

2008
Vol.50
5

似た音の誤聴誤訳-速記反訳・テープ起こしで最も多いミス-

速記者は、録音取材をする席の位置や環境によって、雑音に悩まされたり、コーヒーカップの音に泣かされたり、また内蔵マイクによるノイズの多い録音によく泣かされています。そんな速記者の、こんなミス、あんなミスを、連載してまいります。

<表の見方> ×…聞き間違い・勘違い …本当はこういう意味で言っていた

 
× では、調整を済ませた後で、奥まで行かれる方の通用門までの地図を~
では、調整を済ませた後で、お車で行かれる方の通用門までの地図を~
 
× 市民の知らないうちに財政が破綻し、その結果、従前の最高税率の適用や学校の統廃合など、重いツケが市民に……。
市民の知らないうちに財政が破綻し、その結果、住民税の最高税率の適用や学校の統廃合など、重いツケが市民に……。
 
× 他に、東ティモールの案件など幾つかあったが、特に大きな政策までというわけではありません。
他に、東ティモールの案件など幾つかあったが、特に大きな政策マターというわけではありません。
(政策マター→事柄・事態等)
 
× アンケートの結果については、固定的な評価をいただいている。
アンケートの結果については、肯定的な評価をいただいている。
 
× 政管健保への国庫負担のかかわりについて、財政のよい健保の、約700万人のサラリーマンから1万円強の負担を求めるという報道があったが~
政管健保への国庫負担の肩がわりについて、財政のよい健保の、約700万人のサラリーマンから1万円強の負担を求めるという報道があったが~
 
× この報告書を見ると、重点事業というのは、別口のチャンネル、つまり、中のほうで設定しているところもあるようで~
この報告書を見ると、重点事業というのは、別口のチャンネル、つまり、内閣府のほうで設定しているところもあるようで~
 
× 3年前に規制改革会議と厚労省で意見の対立があり、総理の指示で政治決着した経緯があるが、改めて今後の審議をめぐって意見の相違が~
3年前に規制改革会議と厚労省で意見の対立があり、総理の指示で政治決着した経緯があるが、改めて混合診療をめぐって意見の相違が~
 
× 懇談会のほうは、既に内部中継、ネット中継までやって、全面公開の議論をしています。
懇談会のほうは、既にライブ中継、ネット中継までやって、全面公開の議論をしています。
 
× 陳情第120号については可否同数であり、委員長において採決いたします。委員長は本件について否決と採決いたします。
陳情第120号については可否同数であり、委員長において裁決いたします。委員長は本件について否決と裁決いたします。
(委員長が処分等を決定→裁決/議案の可否を決定→採決)
 
× このルールを曲げるような前例をつくれば歯どめがきかなくなる。その職にある者はよく考えて~
このルールを曲げるような前例をつくれば歯どめがきかなくなる。その衝にある者はよく考えて~

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